理科の時間「電気とわたしたちのくらし」の授業で,なにやら楽しそうに作っていました。材料は,乾電池(電池ケース),ビニル線,わりばし,ゼムクリップ,ビニルテープ,輪ゴム,そしてニクロム線です。
それまでの授業で勉強した「電気を熱に変えて利用する」ことを実際に試してみようというのです。これだけの材料を使って熱でスチロールトレイなどを切断するスチロールカッターを作っているのです。回路や構造など仕組みは理解しているのですが・・・・できあがってもなかなか切れません。
接続を調べて,
「線はちゃんとつながっています。」
「熱くなとるけど・・・・切れるほどじゃぁない・・・・」
そして,あれこれ試してみます・・・・
「うわっ!!よく切れる!!!」
「えっ??どうやったん?」
「あっ!ニクロム線が短い!!」
「???短いとよく切れる?」
「なんで?なんで?」
「あっ!ほんとによく切れる!!」
「どっちが早く切れるかきょうそうしようで。」
楽しく体験しながら,ニクロム線や電気による発熱のことを理解していったようです。
そして,なんだか図工の時間のようになった人もいました。(笑)